年甲斐もなく愛猫と愛車と服とか靴とか
アクセサリーとかについてクダクダ書いてゆくブログ。
黒目を搾って酸化した果汁の渋味を垂らして
滝のように濡れてゆく暗い部屋を睨み
眼光の輝度を上げて透視力を発揮させ
眼球の白に血走る毛細血管を密集させて開拓してゆく
暗室に舞い降る塵の裏側に無数に光る世界の入り口を突き抜けて
影も生まれぬ暗黒に
見下ろしては見上げているんだ
・・・・・pi・・・・・・・・
・・・・見えますか? ・・・・pi・・・・
・・・・ モニターに・・・・
・ ・・ ・・・・・pi・・・・・
・・・・ ・・ ・・・今・・・
・・ pi・・・・・・・・・
・・・ ・・映っている・・ ・・・
・・・・・ ・・pi・・・・・・
・・とても・・ ・・・ とても ・・・・
・・・・・・・ ・・ちいさな・・・
・・・ pi・・・・
・・・・・・・一つぶの
・・・ ・・星 ・・ ・・・・・・
・ ・・ ・・・ ・・・・ ・・・・・pi・・・・・・
限りなく望の絶えた 闇の深さは限りなく
望郷への展望を避けるかのように
潤んだ星は 落ちながら上昇して
今は 遥か
彼方へ霞む 一滴の雫
「ずいぶんと
遠くまで
来てしまった
ここは
あまりにも
寒い
もう
帰ろうか・・・」
宇宙に独りのアストロノーツ
脳味噌の 落下傘開いて
咲き乱れる 太陽光の鐘の音を 帆に受けて
集束する瞳孔をくぐり抜け
時計回りに 舞い降りる
・・・ ・・・・・・・pi・・・・・
・ ・聞こえますか? ・・・
・・・ ・・・pi・・・・・・
・・・これより ・・・
・・帰還します
・・ ・・・・・pi・・・
・・・・瞳の大気圏を抜けて ・・pi・・・・
・・・・・・・原初の海へ ・・・・
・・・・ pi・・ 降下します ・・
・・・・ ・・・・・・pi・・・・・
「ああ
あたたかい
なんて
なつかしい
熱だろう」
星を目差した 流れ星
破れた空の薄い狭間を抜けた時
朝陽が街の凹凸を 斜めに長く伸ばしてた
誰にも迎えられることなく
白い光に包まれて 生還した 宇宙飛行士
涙の海から 壁に見上げた
故郷の星は 震える青
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ユキオ
性別:
男性
職業:
酔いどれ船乗り
趣味:
猫いじり ベスパいじり 古着屋巡り
自己紹介:
リアルにマダオ。
悲観的快楽主義。
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